JP EN

カレーライス

フェイスブックなどで、出発前の空港ラウンジにて撮影された美味しそうなカレーライスの写真をしばしば見かける。その度に「あぁ、その気持ちわかる!」と、思う。

年に幾度とお世話になる機内食で最も好きな一品は、カレーライスかもしれない。

海外出発前、らっきょうと福神漬けたっぷりの歯ごたえも楽しい「ラウンジカレー」をいただくことが多い。

出張先到着前の2食目にオーダーするのも、カレーライスが多いような気がする。私にとって海外出張時のカレーライスは少量でも腹ごしらえがしっかりとできて、そして、出陣の心身を整えるエナジーフードのような存在なのかもしれない。Wiki先生にカレーについて尋ねてみた。

「カレー」という料理の名前を初めて書物で紹介したのは、どうやら福沢諭吉先生らしいと知って、興味をもった。Curryを「コルリ」と読ませたらしい。

「コルリ」かわいい音だなと思う。福沢先生の感性と感覚を「真似びたい」と感じた。

そして1910年、祖父がラムネ製造販売会社「秀水舎」を創立した年に、大日本帝国海軍が「軍隊料理法」に「カレー、ライス」のレシピを載せたそうだ。そうだった、カレーといえば「海軍カレー」だった。

カレーは「戦い」と縁の深い、日本を代表する一品なのか?

戦いといえば。

旧友で同志で今季、GT500に参戦している「つちやエンジニアリング」の土屋武士監督が2016年の現役最後に、初のシーズン優勝をかけたドキドキの最終戦、祈ることしかできない私がサーキットで黙々と食したのも「カツカレー」だった。あの日、土屋選手は見事に優勝を飾り、私に優勝カップを抱かせてくれた。以来、カツカレーは私の「縁起フード」にもなっている。

どうやら私にとってのカレーライスは、戦いの際に士気を高め、心身を正しく整えてくれるエナジーブーストフードらしい。

カレーといえば、母のカレーを最近、食べていないと思い出した。お料理が苦手な私が申し上げるのもなんだが、カレーにも「家の味」が色濃く出ると感じる。母のカレーライスこそ、私にとってのスーパーエナジーブーストフード。我が家の場合、カレーライスの翌日、カレーうどんとなって食卓に上がる。一度で二度楽しめる万能メニューである。そんなことを思っていたら、母のカレーライスがとても恋しくなった。帰国したら母にカレーライスをリクエストし、GW明けの戦いに備えよう、そう思う旅路であった。