最新のホッピー情報をお届け!
最新のホッピー情報をお届け!×
QRコード

QRコードで
【ホッピーNOW! 】にアクセス。
ホッピーの今を配信中

カメラ機能でQRコードを読み取りください。 ホッピーNOW!を開く https://now.hoppy-happy.com
JP EN

NEWS

ニュース

【犬島ホッピーバー】フランスからのお客様で溢れる

過日、犬島にフランスから大勢の人がやってくると聞いて、早速取材してきました。

3月31日、年度末の最終日です。岡山に向かう新幹線は満席。外国籍の人たちが目立ちます。午後1時過ぎ、宝伝港からのフェリーが犬島に着くのと前後して、それらしいボートが犬島港に入ってくるのが見えます。

沖合に停泊している黒い船体のクルーズ船からゾディアックボート(インフレータブルの、つまりゴムボート)が続々島に向かってきます。赤いライフジャケットを身につけた十人ほどが分乗しています。手を振ると、両手を上げて振りかえしてくれます。まるで、探検隊のアトラクションを楽しんでいるような雰囲気です。

上陸した彼らは、早速島民が手作りで用意した花傘やフランス国旗で歓迎を受け、まずは犬島精錬所美術館へ向かうのでした。

ところで、黒い船体のクルーズ船について、ちょっと解説しておきます。この船は、フランスで唯一のクルーズ会社ポナンクルーズが所有する「ル ジャック カルティエ号」。フランスの冒険家の名前がついています。総トン数9,900トン、全長131メートルと小柄ながら、大変美しくエレガントな容姿です。小型船ゆえに、全室デッキ付きのオーシャビュー。優雅な船旅が楽しめます。

「ル ジャック カルティエ号」は神戸を前日に出港し、最初の寄港地がこの犬島でした。この後、瀬戸内海を巡り、対馬を経由して韓国に渡り、福岡に戻る7泊8日のクルーズですが、なぜこの犬島が選ばれたのでしょうか。それは、この島が今や世界中の現代アートの愛好家がぜひとも訪れたいと熱望する場所だからです。ポナンクルーズの案内にはそう書いてあります。

ゾディアックボートから島に上陸してくる方々は、いずれもリタイアされたご夫婦です。人生のキャリアを積まれて落ち着いた佇まいでありながら、いろいろなものに興味のアンテナを張っておられます。島のアートばかりでなく、島の民家にも興味津々で、焼杉の壁に見入っていたり、三々五々島を巡り、犬島ホッピーバーまで辿り着きます。

待ち構えていたのは、犬島ホッピーバーのオーナー、ホッピーミーナ。
「ようこそ犬島へ。そして、ホッピーバーへ。冷たいドリンクをご用意しております。どうぞ、お気軽にお寄りください」と、もちろん、英語で話しかけます。ご用意したのは、5つのドリンク。中でも、この日のためのシグネチャーカクテル「春」は、犬島で採れた金柑にフランスのオレンジリキュール「グランマルニエ」を合わせ、ヨーグルトやメイプルシロップを加えたホッピーカクテル。最初のお客様のオーダーも、「春」でした。

その後、お客様は途切れることなく、次から次とおいでになり、一時は、犬島ホッピーバーの中が立錐の余地もないほどに。

グラスを手にするゲストの皆さん、一口召し上がっては、納得の表情をしておられます。「春」を召し上がった方に感想をお聞きすると、「すっきりとした酸味の中に甘みもあって、とてもおいしかった」と笑顔で答えてくださいました。同じく金柑を用いたリキュール抜きのカクテルは「小春」。こちらと、弊社のレモンサワーで作った犬島檸檬も、アルコールありとなしのリクエストにも対応。ゲストの方には「アメージング」とのお言葉もいただきました。クルーズ船では、あのアラン・デュカス氏が関与した最高水準の料理を楽しんでいる方々です。そんな彼らからホッピーの味にお墨付きをいただいたことは、なによりも嬉しいことでした。