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SUPER GT 開幕直前 カウントダウンスペシャル!②

石渡美奈×土屋武士「ホピ子復活対談」②

昨年夏のレースで火災にあったホピ子ことHOPPY Schatz GR Supra GTが、皆様のご支援や熱い応援を得てついに復活し、今年の第1戦からレースに復帰します。今週末の開幕戦に向けて、土屋武士チームオーナー/監督と石渡美奈共同チームオーナーの対談をお送りします。

<開幕まであと2日> 残ったメインフレーム。

これでホピ子を再生できる。

石渡:燃えてしまった車ですが、すべてダメなんじゃないかと思われたところ、クロモリで作ったメインフレームは大丈夫でした。

土屋:金銭的に数百万浮いたということより、それ以上に、新しい個体じゃなくて、今までのホピ子を使って再生することができるという喜びの方が大きかったですね。

石渡:それで、しばらくしてからホピ子の復活プロジェクトを始めようという話になったけれど、それは監督の中では大きな決断でしたか。

土屋:できればやりたくなかったです。たくさんの人から金銭的な支援をいただいても、どうやって返していいかがわからないというのが素直な気持ちでした。ただ、自分の中では「導かれるままに」っていうのがテーマとしてあって、逆らわずに導かれる道を行くのが自分がやるべきことだと思っています。だから、たくさんのファンの皆さんがあの瞬間から復活するなら支援するよっていう声をかけてくれたことに対して、ここは逆らうべきじゃないなっていうのが自分の中の決断の理由だと思います。

石渡:弊社のお問い合わせメールにも来たんですよ。なんとか支援したいんだけどって、どうしたらいいですか。探してもないし、クラウドファンディングをすぐにでもやると 思ってたのに、どうやってアクセスしたらいいかわからないみたいな。

土屋:要はもう現実を受け入れたのです。そこで初めて、自分の力だけではもう無理だという、その現実を受け入れて、そしたらこれ以上自分を責める必要はないよねっていうところで、多分そういう心境が生まれたんだと思うんです。で、軽くなった。

立ち直ってからなんかスッキリしたねって、みんなが言うんですよ。やっぱりあの頃の自分には声かけられなかったんだな、あんなことが立て続けに起きたら自分なら絶対無理だという人がたくさん周りにいて、やっぱり自分は病んでたんだなみたいな。会う人と会う人に、よく復活したと声をかけられるようになりました。

石渡:ちょっと大げさな言い方かもしれないけど、ホピ子復活を応援したいという動きは、ある部分社会現象でしたよね。その思いを監督が受けてくださって、参加型で今回車を作ったことは、応援したいと思ってくれた人に対して本当に良かったと思うし、すごいことですよね。そんな思いの乗った車って、これまで走ったこともないし、きっとこれかもなかなかないんじゃないかなと思う。(続く)