2006年6月 7日

一番大きな支え?

6月5日(月)晴れ

私たちが活用しているボイスメールは、
色々なメールが流れきて、
さながら歩きながら聞ける
経営の教科書。

こんなボイスメールの活用の仕方が
ありますよ、そんな案内と共に
かわいらしい子供の声が
流れてきた。
お父さんに運動会の報告をする
幼い子供の声。

「パパ、おしごとがんばってね」
で、締めくくられていた。

ひゃぁ・・・。

もし、私が自分の子供から
こんなメールをもらったら
もう、がんばりぬいちゃうだろうなぁ。

いいなぁ・・・。
これが私の超本音。

私生活と仕事の区別なく
24時間闘うビジネスマンをしている
私たち。
こんな大きな支えもあるんだな。

まだ、体験していない世界を
垣間見せてくれたY社長、ありがとう!

投稿者: wpi 日時: 2006年6月 7日 07:21

2006年6月 7日

命の重み

6月4日(日)晴れ

都庁45階大展望台から、
眼下に360度、東京の夜景を見下ろしながらの
大懇親会。

立ち見であふれた昼のシンポジウム
その講師は、大坂は池田小学校での
あの事件でお嬢さんを亡くされた
すでにOBになられているが
我々の会のメンバーでもあるお父様。

私の親友もそのシンポジウムに参加し
改めてあの凄惨な事件に対して
怒りをあらわにしていた。

残念ながら私はシンポジウムには
参加しなかったのだけれど
懇親会で再度ステージに上がった
その先輩の言葉に、鳥肌が立った。

「あの凄惨な事件を二度と繰り返してはならない」
彼の言葉はとてもシンプルだったけれど
心に強く大きく響いた。

豊かになりすぎた社会で
志や夢を大きく持てなくなっている
わたしたち。

必死で生きなくとも
生きていけてしまう
その中途半端な余裕が、
一度失ってしまったら
二度と取戻すことのできない
かけがえのないヒトの命にも関わらず
ゲーム感覚でもてあそんでしまう
罪につながってしまうのかな。

ダメなものはダメだということ。

この世に生を受けたからには
成長する過程に応じて
果たさなければならない責務があること。

徹底して教えられなければいけないよね。
私たち大人は、後輩たちに伝えていかなくては
いけないよね。

子供の頃は、夢中で学校に行って
青春を謳歌した。
ダメなものはダメと徹底して叩き込まれた。
面倒くさいとさぼりながらも
週一回のワックスがけで
環境を整備することを叩き込まれた。
あの時はわからなかったけれど
私はここで、
ヒトとして、大切で豊かな基本を培うことができた。

今は必死で働いていて
ラクではないけれど
楽しいよ。
頑張れば、きっと大きな夢を叶えられると
大きな希望を持つことができるし。

生意気なことはいえないけれど
凄惨な事件を起こさないために
親や、先生や先輩から
教えてもらったことで
私でも役に立てるのなら、
私でもできる小さなことを続けて行きたいと思う。

投稿者: wpi 日時: 2006年6月 7日 07:19

2006年6月 7日

誇りと責任をもってつくること

6月3日(土)晴れ

カラダは疲れるが、新幹線出張が
好きである。
静かな時間がたとえ2時間程度でも
取れるから。

特に新聞や雑誌をじっくり読めて
嬉しい。

新幹線のホームで購入できる雑誌、
WEDGEに掲載されている
山田日登志さんの「ムダとり山田さん世の中に渇!」
というコラムが好きで欠かさず目を通す。

今月のテーマはものづくりだったので
これまた興味津々。

いわく。
大量生産・大量販売の中で
私たちは
ヒット商品を作ることと
ブランドを大切にすることを
すっかり混同してしまい
大事なことを見失っている。
今こそ、メーカーのあり方が
大きく変わらねばと示唆されている。

ブランドを継続させる努力と
ヒット商品を作ろうとすることは
全く異なるということに気づき
新幹線の中で私はハッとした。

誇りと責任をもって作り続ける
私たちの努力で
ホッピーを通じて
ホッピーを楽しんでくださる方々に
ゆとりや豊かさをもご提供できるとしたら
生産者として、こんな大きな喜びはない。

我がホッピー社員に
やりがいあるホッピーづくりを
してもらえるようなホッピー社にしていこう。

小さな会社だけれど、
生産者の家に生まれて良かったな。

年一度のオーバーホール代とか
月々の修繕費用とか、
楽ではないけれど、ものづくりが
できることを心からありがたいと思う。

投稿者: wpi 日時: 2006年6月 7日 07:18

2006年6月 7日

ブランド

6月2日(金)晴れ

先日160年続く老舗酒蔵の大番頭さんのことを
書いたが、今日はその酒蔵をお訪ねした。

久しぶりに会うやり手オーナーさんが
快く出迎えてくださる。

同じ業界で、業種も同じメーカーで
積み重ねた歴史は異なるが
立場も同じ大先輩の言葉も
また、とても胸に沁みる。

我々がいかに、創始が生み代々の先祖が
継続してくれたブランドの恩恵に預かっているか。
そのブランドを継続することが
大変だけれども、いかに大切なことか。

ご自身の経験に基づいてのお話は
説得力がある。

そして、後世に向けての私たちの責務は
「新しいブランドを作ること」。

「ブランド」
いつも気軽に口にしているその言葉とは
意味を違えて、私の胸に残る。

ホッピーという命のように大事な
ブランドを継続するために。

始まったばかりのホッピーミーナの
冒険物語。

静かに流れる鈴鹿川を目にしながら
シンプルな原理原則と仕組みを
しっかり勉強して、大事なブランドを
私の目の黒いうちは必ずしっかり継続させようと
改めて思う。

今日は残念ながら
短い時間だったけれど
とても勉強になりました。

話してくださる大先輩に
心から感謝である。

投稿者: wpi 日時: 2006年6月 7日 07:18

2006年6月 7日

大好きなこと②

6月1日(木)晴れ

ヒトは妙なことが好きだったりする。

私は書くことが好きだが
その筆記具も大好き。

万年筆にインクを補充する時など
かなり幸せな気分になれる。

近頃ものすごく興味があるのが
万年筆のインク。

先週ムーミンと
一緒にサイトでオーダーした
ペリカンの子供用万年筆
ジュリアーノが届いていたので開封。
今宵はしばし万年筆談義に花が咲く。
ムーミンはピンクと
ブルーブラックのインクカートリッジを
入れた。
私はターコイズ。

合わせて頼んでおいたプラチナの
カーボンブラックというインクが嬉しくて
早速、補充してためし書き。
気のせいか墨のにおいがする。

せっせとサンクスカードを書けるのは
お気に入りのインクを入れた
お気に入りの万年筆を使いたいから。

いいんです、動機は不純で。

で、コレクションを増やしたいので
また頑張ってお仕事する、んだな。

ほんと、動機って不純だわ。。。

投稿者: wpi 日時: 2006年6月 7日 07:17

2006年6月 7日

ヒトとしてやってはいけないこと

5月31日(水)晴れ

レーシングチームHOPPY!?の
仲間と懇親会@赤坂は尻臼。

同世代の我ら、既婚組は
やはり同世代の少年少女の親でもある。

話はいつのまにやら教育論に。

私の親友の言葉が心に残る。

彼が常に息子に話しているT家の
やってはいけないこと3か条。

①人のものを盗むこと
②人をだますこと
③大勢で一人をいじめること

実は私には、
大人になってから大勢にいじめられた(と言ってよいと思う)
経験がある。
その時、あぁ、こうして人は引きこもりになるんだなと
うすらぼんやり思ったものだ。
その時、ありがたいことに私には
助けてくれた仲間、
一緒に頑張ってくれた仲間がいたので
その苦境を乗り越えられたけれど。

お坊ちゃまお嬢ちゃまの集団だと
こういことってあるのよね・・・。

まだ見ぬ我が子にどんな教育をするか
考えちゃうなぁ。

投稿者: wpi 日時: 2006年6月 7日 07:16

2006年6月 7日

3代目の役割

5月30日(火)雨

私にJQA(日本経営品質賞)を
教えてくださった大先輩と会う。

彼は160年続く老舗酒蔵の
大番頭さんである。

これまでにも数々の大事なことを
教えていただいたが
今日の私への教えは
3代目の役割は「継続」である、という一言。

続けていくために勉強しろと、言われた。

いい気になるな。
ワキを締めてがんばれ。

穏やかな口調ではあったが、
3代にわたってオーナーに仕え、
オーナーと共に
企業の歴史の山や谷をくぐって
伝統の継続に人生を捧げてきた
大番頭の言葉は重かった。

「基本はね。お客様との関係作りだよ。」

知れば知るほど、
原理原則はシンプルなんだという
思いが強くなる。

ヒトの心理を無視してはいけない。
師匠が始終口にしている言葉。

でもそのシンプルな心理が
タコな私にはなかなか読めないから
失敗するんだな・・・。

投稿者: wpi 日時: 2006年6月 7日 07:14

2006年6月 7日

サービスの質と向上のために

5月29日(月)晴れ

無我夢中で突っ走ってきた
ホッピー街道だが
はたしてこの戦略戦術で良いのか?

去年の秋に塾の同期に言われた一言が
のどにひっかかった魚の小骨のように
あれ以来
私の中にひっかかっている。

人数が少ないことをできない言い訳にして
本質を見ることを避けていないだろうか。

お客様に対しての私たちの
サービスで、本当に満足して頂いているのか?
満足をしていただけないまでも
せめて不満足になっていないだろうか。

やめることを決められる文化。

やめることってものすごく
勇気が要るけれど。

会社規模の大小で語るのではなく。

一人でも多くのお客様に
一本でも多くのホッピーを
心から楽しんでいただくために。

来春には、元気な新卒達も迎えることだし。
いまいちど、ホッピー社のサービスのあり方を
考え直すことに決めました。

投稿者: wpi 日時: 2006年6月 7日 07:13

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