2007年8月 7日
8月4日(土)晴れ
母校から、校友会報「セントポール」が届く。
創刊以来400号を迎えた記念号の巻頭を飾るのは
我らが立教大学交友のスーパースター長嶋茂雄さん。
自筆のサイン入りで、「立教大学時代の思い出」として
長嶋さんの言葉が綴られていた。
長嶋さんを指導された巨人軍の名将、水原さん、川上さんと並び
実は、長嶋さんにはもう一人師匠がいたという。
それが立教時代の砂押監督。
彼は、鬼の砂押といわれ、野球部の正規練習だけでは
終わらず、正規練習の後に池袋にあった自宅に
呼ばれては、いつ果てるかわからないほど
延々と素振りをさせられていたという。
今の時代だったらスパルタとも言われかねない
この練習。
しかし、この練習があったからこそ、
基礎技術をきっちり修得することが出来、
その後に手にされた数々のタイトルも
この練習があったからと、長嶋氏は語る。
文章は、世界の松井誕生の秘話につながる。
やはりこの練習にあるという。
長嶋氏が寄稿されたこの文章の最後が印象的だった。
「愚直で退屈とも思える反復練習で
基礎を身につけることがいかに大切か、
という砂押さんの無言の教えは今なお
色あせてはいないのです」
愚直で退屈な基礎練習の繰り返し、
これ以外に王道はナイ。
商売もまた然り。
「ここ3年の業績向上の秘訣は
ホームページですね」
「それでは、レトロブームでしょう」
決め付けてきたマスコミの取材には
思わずミーナ教室を開講しようかと
思ったほど。
やわらかい筋肉をつけるには、
単調で面白くない
基礎練習を厳しく、
どれだけ繰り返すか
そして、それを耐えられる
単純な心持ちでいられるか。
この繰り返しが、血となり肉となって
本当の実力になる。
でもそれじゃ、マスコミにとっては
話題にならなくてツマラナイんだよね・・・。
それもワカッテイルンダケレド。
投稿者: wpi 日時: 2007年8月 7日 08:56
2007年8月 7日
8月3日(金)晴れ
三栄書房「古典酒場 昭和下町和み酒編」
書店、店頭での販促イベント第3弾は、
私たちの地元、赤坂の金松堂さんにて。
100冊目標のところ、結果は130冊の大健闘。
お立ち寄り下さった、赤坂の地元の皆さん、
お友達の皆さん、ありがとうございました。
快く店頭を貸してくださった
丸善様、八重洲ブックセンター様
新橋文教堂様、そして、
いつも私を、ホッピー社を
応援してくださる金松堂様、
どうもありがとうございました。
そして、社を上げて今回のプロモーションに
お力添え頂いた、三栄書房さん、
ありがとうございました。
地道で小さな活動には違いないけれど
出版社さん、書店さんとのタイアップでの
販促活動もまた、ラジオに続く
我が社ならではのキラドロ戦術の一つではないかと・・・。
貴重な機会に恵まれたことと
力を貸してくださっている多くの方々に
心から感謝です。
次回以降の企画も、すでに進み始めています。
次は、あなたの街にホッピー&古典酒場キャラバン隊が
お邪魔するかも・・・!
その時はどうぞよろしくお願いします!!
投稿者: wpi 日時: 2007年8月 7日 08:39
2007年8月 7日
8月2日(木)晴れ
私の心のカウンセラー?
湘南の波乗り先生ご来社。
脱稿して、腑抜けになっている私に
次々と的確な処方を処置してくれた。
本を書いたあの作業は、例えれば
「鶴の恩返し」の鶴、
自分の羽を抜いて、反物を織っていった
あの鶴の気分だった。
そして、本を書くことで
生まれてからのこと、
特に、激動のこの10年を振り返り
文字という形で改めて
自分史を見てしまって
私の中のひとつの時代に、けじめがついて
ホッとしているというのか、
次の幕開けまでの、小休憩状態にあるというか、
だらしないのだが、
原稿をあげてからというもの
力が抜けているのだ。
今日の彼の最大のアドバイスは
「私の幸せは何か?」。
これを見間違えると
全てが崩れ去ると、
厳しくも聞こえるが
実に的確なアドバイス。
次のマインドマップのタイトルは
「ミーナ’S ハッピネス」だな。
どんな言葉で埋まるかが怖くもあり
楽しみでもあり・・・。
投稿者: wpi 日時: 2007年8月 7日 08:38
2007年8月 7日
8月1日(水)晴れ
ダンディで、いつまでもその若々しさが
私たちの憧れ、I社長から久しぶりのボイスメールが届く。
しばらくお声を聞かないと思ったら、
アメリカに行っていらしたとか。
その目的も、事業のアメリカ進出。
どうやら、ほぼ決定されてきたようだ。
「ずっと夢だったんですよ。それがついに叶うことになって」
ジョー達也さんも、叶わないかもの
魅力的な声にクラクラ~。
って、冗談はさておき。
この日、I社長と交わしたボイスメールは
「夢」について。
つい先日、初の著作本を脱稿した私だが、
実は「本を書く」という壮大な夢を私が、
意識したのは
なんと、さかのぼるこ20年前の
高校2年の夏だった。
NHKの合唱コンクールに燃えていたあの夏。
進路に迷う私に、今でも私の生き方のモデルになっている
「たまご先生」ことS先生がおっしゃって下さった一言。
「あなたは書くことが好きなんだから、本を出すといいわ」
彼女独特のあの口調で、本を書くという大事業を
さらっと口にされたのだ。
「え~!?私がですか~?先生、そんなことできないですよぉ~」
もちろん、私は一笑に付した。
そして私は、文学部に進学したものの勉強はろくにしない、
年間100万もかかる厳しいスキーサークルに入ったものの
スキーもマジメに練習しない、
怠惰な大学生になったのだった。
けれど、16の夏に先生から言われた「本を書く」という
夢はずっと心の片隅に残り続けていた。
21世紀を目前に、六本木のアークアカデミーに
e-ビジネスを学びに行き、そこでお世話になった講師の
薦めでWeb上に、日記を書き始めたのも
書くことの力をつける、とか、いつかこれをまとめて・・・、
なんていう不純な動機があったのは事実だ。
三日坊主の私が10年近く、否、
小学校から書き始めたことを入れれば、すでに
20年近く、(つまり私の人生の半分!)
日記を書き続けていられるのも
不純な動機に支えられてきたからに
間違いない。
「本」という遠い夢がぐっと近くなって
登場したのは、ちょうど一年前の夏のある日のこと。
この度、ご担当頂いている阪急コミュニケーションズの
塚田さんからの一枚のファックス。
「本を書いてみませんか」
塚田さんの自筆で、そう書かれてあった。
今でも大事にとってある宝物のひとつだ。
一年という月日をかけてしまったけれど
いよいよ形になって、お披露目させていただける日が
近づいてきた。
20年越しの私の夢が多くの方の協力を得て
今、実現しようとしている。
「夢」
夢は間違いなく叶う。
思い続ければ、必ず実現する。
だから、夢を持ち続けていたい。
後輩たちにも夢を持ってもらいたい。
そして、生き生きと、希望と期待あふれる
ラクではないかもしれないけれど
楽しい人生を歩んでもらいたい。
そして、私の次なる野望は・・・。ふふ。
投稿者: wpi 日時: 2007年8月 7日 08:36