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始まりはいつも下野竜也さん?

「始まりは下野竜也さん…?」

200820

考えてみるといつも始まりは指揮者の下野竜也さんだなーと思う。

2012年、311後の5月、池袋の芸術劇場で聴いたのは下野竜也さん指揮の読響だった。
終演後、団員の皆さまに混じって下野さんもロビーに出て募金活動に参加、
一人一人に対して丁寧にご挨拶されていた。(私ももちろんご挨拶をさせていただいた)

そもそも、私がクラシックにハマったきっかけの一つも下野さん。
おそらく2011年前後だと思うが、紀尾井町ホールで聴いた下野さん指揮のバッハのシャコンヌ。
強烈に惹かれて、演奏会後に立ち寄ったニューオータニのガーデンラウンジでずっと下野さんの話をしたように記憶する。終わった後にそこまで感銘が続くことも案外、珍しいのだ。
そして当時、読響の首席客演指揮者でいらしたのでそのまま読響の会員に。
今でもバッハのシャコンヌは大好きな一曲だ。

さらに言えば、私がクラシック音楽にどハマりして組織と人財育成のアナロジーにしようと思ったのは
2010年12月のカーネギーホールの小澤征爾先生とサイトウ・キネン・オーケストラだが、私が伺う前日、一楽章を振られた後、小澤先生の代振りをされたのが下野竜也さんと伺った。思えば、この時が下野竜也さんのお名前を聞いた初めてだったかもしれない。

2020年8月15日。
父の命日前日、家にいても落ち着かないよなーと思いながら、トリフォニーホールから届いたメルマガで、下野竜也さんが新日フィルと共に、ベートーベンのシンフォニー全一楽章を1日がかりで振り切ると知り、母を連れて行くことに。
下野竜也さんにベートーベンのシンフォニーとは私の大好物シリーズ。
父もベートーベンを好んでいたので、供養にもなるなと。
これがコロナ後初の生で拝聴する演奏会となった。

そしてやはり!
彼の躍動感あふれる指揮だけでなく人間味あふれるトークに元気と刺激をいただく。
もっともっとクリエィティブでいたいと思う。
自分の使命にもっと熱く向き合いたいと思う。

マイクを持っても楽しそう、タクトを振る時はハッピーオーラ全開の下野さんのお姿から、私もこうありたいなと思う。

実はコロナがなければ春に、音楽雑誌で下野さんと対談させていただく予定だった。
ぜひその計画が改めて実現しますように…!!と強く強ーく願いながら、今日もバッハのシャコンヌを聴いている。