2007年12月16日
12月9日(日)晴れ
「オトコはオンナにいつもキレイでいてもらいたい。
そのために頑張るのがオトコだよ」
かの殺し文句を聞いてから、
最低限のお手入れを継続することを決めた私。
今日は、3年ぶりにエステ復活。
ホテルの中にあるエステルームに行くと
「まぁ、よくぞ戻ってきてくださいました!」
本日のメニューは
フェイシャルエステ。
「ゆっくりおやすみなさい」言っていただくが
実はこの時・・・、
明朝、招集をかけた
我が幹部、もとい、頭が堅いのでガンブ、
岩歩たちとの緊急ミーティングのことで
私の頭の中は、超活火山状態であった。
(せっかくセレブエステに来たのに
勘弁してよ・・・)
忘れようとするが、すっかり頭の中を
占拠してしまって、去ってくれと
お願いするものの、頑固に私の頭と心の中に
い続ける我がホッピー岩歩たち。
こんなんじゃ、眠れない、眠れるはずが無い
そう思ったが、
いやぁ、敵はさるもの。
「マッサージの上手い下手は
眠れるかどうか」と
師匠から教わったが、
今日のエステティシャンの彼女。
マジシャン。でした・・・。
あんなに私の神経はピリピリになっていたのに
5分後、彼女のマジックハンドによって
私はもろくも陥落。
ふかいふか~い眠りの谷へ。
目覚めた私の肌はすっかりつるつる、プルンプルン。
ついでに怒りも収まり、心も穏やかな状態に。
ご機嫌よろしく、アイメイクも変えることに。
よし、これは金運がつきそうだぞ~、
キラキラ光る、ゴールドアイシャドウを購入。
来月の予約も入れて、これで完了。
ふふふ、美人目指して努力するわよ~♪
その後は、階下のレストランで
シャンパンをいただきながら
明日のミーティングのシナリオ作り。
マジックエステのおかげで
頭もすっきり、ノートもまとまった。
わかってるのかな、うちの岩歩たち。
私は、親の心子知らずの心境。
さて。
明日は久々のミーナ道場です。
投稿者: wpi 日時: 2007年12月16日 12:48
2007年12月16日
12月8日(土)晴れ
08内定者ひろしょーが所属する
明治学院大学吹奏楽部の定期演奏会へ。
彼にとっては、引退演奏にあたる。
夏の演奏会は、私とムーミンの二人だったが
今回は、東京にいる08内定者全員と
07も4名、採用がちょうのぐっさんに、
セバスチャン、我が社の技師長こと、ビル
そして、近頃日々、ぐんぐん若返っているなしやん。
総勢17名のホッピー軍団に膨れ上がった。
開幕。
ばりっとタキシードを決めて、
4年生全員がつけるらしい
真紅の薔薇を胸に挿した
ひろしょーが、ステージに姿を現す。
今日の日までの彼の意気込み、
頑張りようを、日々のボイスメールで
知っていたからか、
彼の姿を見た瞬間
涙腺が緩んでしまった私。
ところが、感動しているのは
私だけではなかった。
私の右手では
女性内定者の福ちゃんとカレラが
「かっこい~」と、ハートマークを
撒き散らす。
そして、左手では
「もつべきものは・・・」と、
ひろしょーに言われた
男性内定者のおさっぴが
「うわ、男惚れしちゃいそう!」。
さらに。
私の真後ろでなしやんが、
「涙が出てきちゃった」
・・・・・・・!!!
これが最後と、4年間の思いと
支えてくれた人たちへの感謝の思いを
こめた彼等の音楽が
私たちを感動の渦へ巻き込んだ。
思いは言葉だけじゃなく
音楽からでも、何からでも
伝えられるのね。
その夜、涙声で入ったひろしょーのボイスメール。
「今日は、本当にありがとうございました。
これまでお世話になった大事な友人達と、
これからお世話になる新しい友人達と
みんなが一緒にいてくれて、本当に嬉しかった。
何に、どれだけお礼を言ったらいいか、わからないんですが
とにかく、本当に本当にありがとうございました!!」
そう。
ひろしょーもかっこよかった、
明学吹奏楽部の演奏も素敵だった。
そして、さらに素敵だったのは、
最高に素敵だったのは、
あの場を、08内定者、07ぴよこ達
幹部メンバーと、全員で共有できたこと。
最初で最後の大きな感動を共有できたこと。
会場を中目黒に移しての
ホッピーがいつもに増して
美味しかったことは
言うまでもない。
「全員野球」。
小さな会社では、「全員野球」が
最高で最強の強み。
小さな我が社は、全員野球で戦います。
ひろしょー、
今日は素敵な夜を作るきっかけを
ありがとう!
新卒採用を始めて2年。
新卒社員を向かえ、
内定者と過ごすようになり
私の毎日はますます楽しく、
ホッピー跡取り道は、やり甲斐を増しています。
07ぴよこ達と、08たまご達。
あなた達と出会って、
一番成長させてもらっているのは
この私です。
見切り発車でも、新卒採用を
始めて、本当に良かったな・・・。
投稿者: wpi 日時: 2007年12月16日 12:22
2007年12月16日
12月6日(木)
ほそらのことをめぐって
私のもう一人の師と、
ボイスメールをやりとり。
私の倍以上の経験を積んでいらっしゃる
人生の大先輩の彼の言葉は
ひとつひとつ、胸に染みる。
ハッとしたのは、
彼女のご葬儀の最後のお別れのその瞬間、
ステンドグラスから差し込んだ光が
とても美しくて、それを見た瞬間
安心したと言う旨をご報告した
その返信メール。
「最後のお別れの瞬間に太陽の光が差した、
それは、彼女の人徳をあらわすような出来事ですね。
ミーナさんは、すばらしいお友達を持っているんですね。
友人に恵まれていらっしゃると感じました。
友人は財産ですよ」
友達は財産だとわかっていたつもりだけれど
こうして、改めて言っていただいて、
あぁ、ほそらはすばらしい友達だったなと
再認識。
そして、友人に恵まれている幸せな自分のことも
再認識。
「ピーはさ、100歳まで生きそうだから
私たち全員の弔事読んでよね!」
昨日の別れ際、そんな話をして別れた私たち。
田園調布雙葉32回生の中での
私の役割がどんな役割か
わからないけれど、
大事な、私の宝物であるあなた達の
役に立てることなら、何でもやりますよん。
いずれ、天国に帰らなくてはならない私たちだけれど
若くしてのお別れはしばらく、勘弁して・・・。
大事な友達を一人として失いたくない。
32回生のみんな、来年の12月にまた、会おうよ。
その日まで元気で、がんばろうぜ!!!
投稿者: wpi 日時: 2007年12月16日 12:01
2007年12月16日
12月5日(水)晴れ
中学高校の同級生だったほそらが
神様に召された。
6年もの長い間、肺がんと戦ってのことだった。
私と同じ、「美奈」という名前で、
高校時代はダブルミナで、
エリザベット会というボランティアサークルの
会長、副会長コンビを組んでいた。
定期訪問を重ねていた
養護学校の生徒さんたちを
体育祭に招きたいと、
学校始まって以来の計画をたてた。
ところが、前代未聞の計画に
生徒会と、思い切り対立。
職員室中を巻き込んでの
大騒動になった、高校二年の秋。
最後に校長先生のGOサインをいただいて
実現にこぎつけた。
あの日の、全校放送を今でも
よく覚えている。
養護学校の友達の声援で
走ったフタバマラソンは、
中学高校時代の数々の思い出の中でも
トップ5に入る、忘れえぬ思い出だ。
高校3年になってから、企画したのは
飢餓が問題になりつつあった時代に
2学期の始業式での校長先生の
ご挨拶からヒントを得て、
「私たちでできることを!」と
全校で募金だった。
カトリック校だったので、
募金はそれなりにスムーズに集まったのだが。
けれど問題は、その送り先。
新聞社に送れば、新聞に私たちの名前が載るけれど
いったいどう使われるかわからない。
全校生徒の清い善意に対して
それはイヤだ、そんな無責任なことはできないと、
またまた大騒動を起こした、この私・・・。
すったもんだの挙句、
結局、母校を運営するフランスの修道院で、
日本を統括されている統括本部長にあたる
シスターにご来校頂き、直接お渡しした。
同級生が、受験色にガンガン染まっていく
大事な時期に、
まだまだ熱く青春していた私をご覧になっていた校長先生から
「あなたは、大学にいけないと思った」と
言われても仕方あるまい。
今と変わらない「お騒がせ」だった美奈を
支えてくれて、私の思いつきに賛同してくれて
実現すべく、脇を固めてくれていたのが
もう一人の美奈、だった。
「凛」という言葉がまさにぴったりの、ほそら。
最後に会ったのは、去年の夏、
彼女が洗礼を受けてのお祝い会を
自由が丘で開いた時だったな。
「ピーコ、がんばっているじゃない!
これからもがんばって!!」
と、彼女独特のハスキーな声で
声をかけてもらったのが最後だった。
経営者でいらっしゃるお父様の
おうちに生まれて、
同じ学校で育って、同じく熱い青春時代を
過ごして。
彼女は教職へ、そして私は跡取り道へ。
これからと言う時に、
なのに、どうして、彼女だけ
先に逝かねばならなかったのか・・・。
悔しくて、残念で。
そして、志半ばで余命宣告を受けて
しっかりと死を受け止めた、彼女はえらい、本当にえらい。
長原の教会で執り行われたご葬儀のミサ。
大勢の同級生が参列していた。
「こんな時ばかり・・・」
涙でまともな言葉も交わせないほど。
無事に出棺。ほそらを見送った後、
駅に向かって歩いていると
10人前後の同級生が残った。
「ジメジメしたらほそらに叱られる、お茶でもしていこう!」
近くの店に。
40を迎えた私たち。
それぞれの生き方にまた、
変化を迎える時期が訪れようとしているらしい。
子育てがひと段落して
自宅で塾を始めた友人、
大学時代に学んだことを生かして
ゆくゆくは、カウンセラーにと
大学のエクステンションコースを
学び始めた友人、
結婚前から頑張っていたお花の道を
極めようと頑張っている友人・・・。
「私たちはまだまだ、これから。
ほそらにありがとう、だよね。
生かされ続けている限り、
ほそらの分も頑張って生きていこうね」
「生」は生きているのではなく
生かされているんだと痛感したほそらの死。
生かされている理由は、
一人ひとりは、ちっぽけな存在だけれど
ちっぽけでも、果たす使命があるから。
まだまだ、実力不足の私だけれど
一人の力では、何も出来ないけれど。
命続く限り、生かされている限り
堅実に、精一杯、この使命を果たすべく
かけがいのないこの「生」を生き抜こうと、
心に誓った私でした。
ほそら、どうぞ安らかにね。
天国から私たちを見守っていてね!!
どうもありがとう!!!!!
投稿者: wpi 日時: 2007年12月16日 11:27
2007年12月16日
12月3日(月)
久しぶりに師匠の講義に参加。
17期実践塾第2講。
いつもながら、
タコ!、このダメ社長!と
私たちをこてんぱんにやっつけながら
リズム良く進む講義。
私たちは、タコ!と言われることが嬉しくて
師匠の口からタコ!が出るたびに
セミナールームは、大爆笑の渦に包まれる。
何度聞いても、新しい発見があり
目ウロコな気持ちになることができて
勇気と元気とやる気をもらえる
師匠のお話が私は大好きだ。
今日、私が一番大きくノートしたキーワード。
☆なぜ、人は口が一つで耳を2つ持っているか。
本来、人は聞くより、話したい動物。
しかし、
実は、話すことより「聞くこと」の方が大切。
「話すことと比べて、倍、聞きなさい」ということ、だそうだ。
特に社長は、部下の報告や
話を倍聞くことが大事だと。
そうよね。
お客様の話、現場のことを
一番良く知っているのは社員達。
彼らの話を倍、聞くことが
社長の正しい方針決定につながる。
私の耳は、果たして、部下の話を倍聞くように
動いているだろうか・・・。
投稿者: wpi 日時: 2007年12月16日 11:16