2007年11月24日

あちらこちらで「ご縁の不思議」

11月23日(金)

沖縄のお客様のウェディングパーティに
お招き頂き、昨夜の最終の飛行機で
一年ぶりの那覇に来た。

夕方からのパーティまでの時間
まずはホテルのまん前にある
免税店へ。

もちろん、私が直行したのは
モンブランのショップだったのだが。

おやおや!!

モンブランショップの前で
思わず、声を上げてしまった。

お会いしたのは、
ホッピー党の中であまりにも有名な
ホッピー戦士のお一人、
市ヶ谷はハーミテージキクヤさんの
オーナーご夫妻。

先週もめざましテレビの取材で
ご協力頂いたばかりだったのだ。

「ここ、那覇ですよね、市ヶ谷じゃないですよね?」
なんて思わず、はしゃぐ私。

ハーミテージ様は、父が第一線のホッピー営業マンとして
現場を駆け巡っていた頃からのお客様で。
色々とご縁のあるお客様なのだが
まさか、那覇で会うとは。

つくづく、ご縁のあるお客様だなと。
そして、嬉しかったのは
こうした偶然の出会いで、
ハーミテージ様との
ご縁の深さを教えていただいたこと。
次回、市ヶ谷にお伺いするのが
ますます、楽しみになった。

ところが、今日のご縁の不思議は
このひとつに留まらなかった。

天久での楽しいウェディングパーティが終了。
さぁ、つかの間の休暇!と
私たちは、ブセナに移動。

約一時間の後、
ブセナにつくや否や鳴る携帯。
23時過ぎに?

沖縄にご縁を作ってくださった
飲食業界の師匠、K会長だった。

「今、誰と飲んでると思う?」

彼の口から聞いたのは、
私に「伝統とは革新の連続である」と
教えてくださった、
日本のみならず世界でもその名を馳せる、K川社長。
私たち後輩の憧れの的だ。

飲食業界のドン、K会長と
和菓子業界のドン、K川社長が
まさかご一緒になるとは想像だにせず、
「K川社長だよ」と
言われた時、思わず、「K川社長って、アノK川社長ですか?」と
聞き返してしまったくらい。

いやぁ・・・。
本当に、ご縁てどこでどうつながるか
わかりません。

憧れのK川社長、そして
大好きなK会長とのご縁が
おかげさまで、さらに深くなったようで
とても嬉しい夜。

大好きで大事な、
決して失いたくない方々とのご縁、
絶対に切りたくないと念じ続けると
良いご縁の輪が、どんどんつながり
大事な絆はどんどん太いものに
ゆるぎのないものになっていく。
これは間違いない。

ご縁の不思議と言うけれど、
結局、ご縁が切れるも続くも
自分の気持ちひとつ、ということなのかな。

K会長が下さった一本のお電話で
楽しみにしていた休暇が
さらに楽しくなる予感に包まれた。

ハッピーなブセナの夜に乾杯!

投稿者: wpi 日時: 2007年11月24日 16:31

2007年11月24日

経営は経営道

11月21日(水)

出版以来、よく言われたり、質問を受けるのが
師匠への依存度。

「それなら、師匠をホッピーの社長に
すればいいのに!」

そんな声に、どうしたら私の思いが
伝わるのかなぁ、なんて
取材の時に、どう受け答えしたものかなぁと
考えていて。

ふと、思ったのが
経営は、経営学ではなく、経営道である、ということ。

武道も華道も茶道も、「道」と名のつくものには
師範がいらして、一度入門すると
守・破・離の理にのって、その道を体得していく。

これにたとえているならば、経営者としてまだまだ
ひよっこの私は、「守」にあたるわけで。
だから、師範の教えの通りにまずは
実行することが、経営道を体得する正しい行動というわけだ。

ところが、一流の経済記者の中にも
「守破離、それも師匠の言葉ですか?」なんて
真顔で聞いてくる人もいて、
なかなか、私の思いが伝わらなくて
果ては、
「貴女の講演を聴く必要はない、
言われたとおりのことをやっている話なら、
師匠の話しを聞きに行く!」とかね。

ま、アンチ巨人は巨人ファンと言うけれど・・・。

昼間、小包が届く。
差出人は、私の本を書評に載せて下さった
ジャーナリストさん。

お礼にと、ホッピーセットをお送りしたまま
お世話になったそのありがたいお名前を
すっかり忘れていた。

直筆で頂いたお手紙を読み進めていき、
私は、声を発する!

「セバスチャン、ちょっとちょっと!!」

たびたび取材に立会い、悶々とした私の気持ちを
一番よくわかっているセバスチャンが
すっ飛んできた。

「見て、ほらね。私の思っていたこと
間違いないよ!」

ジャーナリストとして名を馳せる彼の手紙には、
私の好きな歌舞伎にたとえて、
やはり、私はモノの道を得る
守破離の理の守の段階にあること、
だから、いまは愚直なまでに守に忠実であり、
やがていつか、私なりのホッピーウェイを
見つけ出して欲しいとの
激励で結ばれていた。

自分の考えが間違っていなかったこと
そして、書評のみならず、
またしても、私を理解し
温かい言葉で励ましていただけたことが
とても嬉しく、とてもありがたかった。

私を励ましてくださったその応援の気持ちを
裏切りたくないなと強く感じた。

彼のおかげで、
これから長く続く経営道において、
守破離の理、
ものの原理原則には忠実に接し
そして、着実に良い社長への階段を上ろう、
そう考えている自分の考え方に
勇気がもてた。

これからますます、色々な声が
耳に届き、目に入るようになるだろうけれど
知らず軸がぶれていた、なんてことのないよう
がんばろうっと。

そして。
夕映えに輝く赤坂の空を眺めながら
やはり私の中には、歌舞伎を好きな
理由があるんだなと。
久しぶりに歌舞伎座に足を運ぶかな。

投稿者: wpi 日時: 2007年11月24日 16:07

2007年11月24日

ご縁の不思議

11月20日(火)

お歳暮訪問で、お世話になっている
書店様を廻る。

大手町のK書店の店長さんが
大学の同窓で、年も近いということを
聞き、拙著発売前より
お会いすることを楽しみにしていたのだが
今日、ようやくそれが叶った。

店長「何年入学でした?僕の学籍番号は
86から始まっていましたよ・・・」

ミ「あ、同級生ですよ!」

店長「そうなんだ、てっきり年下かと・・・。
学科は?僕の学籍番号はAG(所属学科をあらわす英文字記号)でした」

ミ「・・・。まるきり、同級生ですよ・・・!!!」

そう、彼は日本文学科の同級生だったのだ。

残念ながらクラスは違ったみたいで
お互いに学生時代に会った
記憶は全くないのだけれど。

その後は、お互いに卒業してから約20年の社会人生活を
まるで旧知の友人のごとく、楽しくお話させていただいたのだった。

その様子を見ていた、ぐっさんは、
たびたび私の身の上に起こる
ご縁のめぐり合わせの不思議に、
あんぐり状態。

「また、遊びに来させてくださいね。
機会があればホッピーご一緒しましょう!」
と、ミシュラン発売直前でお忙しそうな事務所を後にしたが

どんな仕事を通じても
こうしたご縁の不思議に
出会い、恵まれる。
何がどうめぐって、どういうご縁になるか
わからない。
だから、一生懸命誠実に仕事をしようと思う。
だから仕事って面白くって面白くって・・・、ヤメラレナイ。

投稿者: wpi 日時: 2007年11月24日 15:47

2007年11月24日

親友の証

11月19日(月)

古巣、東京青年会議所 港区委員会で
講演をさせてもらう。

そこで私は、親友たちの存在に気づき
彼らのおかげで、
とても幸せな思いをかみ締めることができた。

97年に入会してから、若さゆえ、
その尽きることのないエネルギーの
発散場所として、すっかりお世話になった
私の古巣。

03年には、「29人目にして初の女性委員長」と
もてはやしていただいたものの
その前後に私の身の上に起こった色々なことが
古巣でお世話になったメンバーを巻き込んでしまい
挙句、私は天国と地獄を一挙に見ることになった。
さすがの私も、その状況がしんどくて
2005年以降、JCを封印してしまったのだった。

けれどありがたかったのが
JC活動を通じて、共に汗を流し
辛いことも楽しいことも共有してきた
先輩や後輩たち。

彼らは、私に関するどんな誹謗中傷にも
心を折ることなく、
私を信頼し、好きでい続けてくれた。

そして、いよいよJC在籍期間が
残り一年と迫ったこの秋、
「もういいでしょう。
そろそろ自分の口で話したら」
と言わんばかりに(そんなことは一度も言われていないのだけれど)
講演依頼の理由は違うことだったけれど
私を再び、前に出してくれたのだ。

もう二度と戻るまいと決めていた古巣だったが
彼らの想いが伝わってきて
ありがたくお引き受けさせていただいた。

そして、温かく迎えてくれたのは
かつて、一緒に頑張った仲間達。

傷つき、傷つけられ
すねて封印し、私の中で無きものにしてきた
古巣だけれど、彼らのおかげで、
そこに私の居場所が確かにあったこと、
7年もの長い間、一生懸命やらせてもらえた
おかげで、やはり私は宝物を得ていてことに
気づけた。

宝物。
一生続く、かけがえのない親友たちの存在。

今夜は、仲間達のおかげで
宝物の存在に気づいたばかりか、
いつも自分の中にひっかかっていた
魚の小骨がようやく、取れたような気がして、
私は本当に幸せな思いで一杯だった。
幸せは、他人が運んでくれるもの。
まさにそのとおりだ。

講演記念にと、後輩たちから贈られた
ウォーターマンのエクセプションは
親友の証。
また、お守りがひとつ増えた。

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みんな、本当にありがとう!!
これまで、先輩なのに拗ねていた私を許してね。
ありがとう、そしてこれからもよろしくね。

投稿者: wpi 日時: 2007年11月24日 14:02

2007年11月24日

殺し文句

11月18日(日)

お誘いを受けて、高田馬場のライブハウスへ。

同い年の女性が歌うそのサウンドは
同世代ということもあり、馴染みやすくとても心地よい。
かっこいいなぁなんて思いながら
想像以上に楽しめたひと時。

そのまま、近くのイタリアンへ。
すでに店内は、クリスマス一色。
食のプロが一緒にいてくれると
本当にありがたい。
ワインも、旬なお料理も
彼にすっかりお任せして
私たちはおしゃべりに興じる。

ふと、ネイルの話になった。

私が「姉さん」と慕う彼女は
空を飛ぶ美しいCAだが
一ヶ月の休みの間、
「普段はなかなかできないから」と
そのジェルネイルが美しい。

かたや私は・・・。

超人気ネイリストを親友にもちながら
近頃、「忙しい」とすっかりお手入れを
怠っている悲惨な有様。

目の前の彼がふと、口にする。
「オトコはさ、女性にきれいでいてもらいたくて
だから、頑張れるんだよね」

思わず、ドキっとした瞬間。

そういえば、師匠もおっしゃっていたっけ。
イイオトコ、イイオンナの話をしたときに、
「身だしなみを欠かさないオンナ」って。

色々な意味で次のステージへと向かう
脱皮の時期を迎えている私には、
響いた言葉だった。

実はこれまで、
自分自身へのお手入れの時間=サボり=悪
と、ついつい考えていたんだけれど☆

これからは、最低限のお手入れの時間
は確保しようかなぁ・・・。

ちなみに、
「オトコはオンナにキレイでいて欲しいから
頑張れる」は、
私に向けて発せられた言葉ではアリマセン。あしからず。

でも、これって最高の殺し文句。

もし、そんなことを言ってもらえたら。
その彼の為に、見違えるような美人に
生まれ変わっちゃいそうな気がするな。

投稿者: wpi 日時: 2007年11月24日 13:38

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